「スーサイド・スクワッド」を観ました。設定やビジュアルは奇抜だが、ストーリーは大道!
<ストーリー>
世界崩壊の危機が到来。政府は、最強のスナイパーであるデッドショット(ウィル・スミス)や、ジョーカー(ジャレッド・レトー)に夢中のハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)ら、服役中の悪党たちによる特殊部隊“スーサイド・スクワッド”を結成する。命令に背いた者、任務に失敗した者には、自爆装置が作動するという状況で、寄せ集めの悪党たちが戦いに挑む。(シネマトゥデイより)
予告編が神がかっていて、
絶対観に行こうと決めていた本作。
Queenの歌に合わせて、つながれた映像、
完璧すぎて、見たとき鳥肌たちました。
…なんだけど、この予告編が良すぎてなのか、
本編はうーんっ、という声が多いんですよね。
ただ私、そんな声には目もくれず、
観に行ってきました。
結論を言いますと、本作、
思っていた以上に楽しめました!
①キャラクターが魅力的!
「スーサイド・スクワッド」とは、決死部隊という意味らしく、極悪犯集団がチーム一丸となって、決死部隊として敵を倒しにいくわけです。
まさに悪を持って、悪を制す。
その集団のキャラクター、とても魅力的で、見ているだけでワクワクしました。
彼とか、
彼とか、
彼とか、
彼とか、
彼女とか…
でも、
やっぱり一番印象に残るのは、この方ですね。
ハーレイクイン!
日本では宣伝の仕方も、
彼女を全面に押したものでした。
それくらいキャラクターとしては濃いですね。
もともと精神科医だったんだけど、ジョーカーに洗脳されて、頭がぶっ飛んじゃって、ジョーカーの女になるという可哀想な経歴です。
彼女のセクシーさはすごいし、
演じたマーゴット・ロビーもあっぱれです。
あと、ウィル・スミスが演じた百発百中の狙撃手、デッドショットもかっこよすぎ!
弾は全部当たるし、
腕を伸ばして撃つ銃がくそかっこよかった。
あとジョーカーが仲間だと思ってる人も多いかもしれませんが、今回ジョーカーは仲間ではなくて、ハーレイ・クインを助けに、ちょこちょこ出てくるだけです。
ただ、ジョーカーを演じていたジャレッド・レトもさすがの演技でしたね。鬼気迫るものがありました。
②音楽が良い!
ところどころで使われている音楽が、
映画とマッチしていて、すごくよかったです。
最近発売されたCDは、世界チャートを席巻しているんだとか。
個人的には、オープニングのところで、
The Animalsの「House of the Rising Sun 」が流れて、「クーッ!センス良いっ…」としびれました。
この曲、好きなんだよなー。
③ストーリーに裏切りがない!
次、そう来る!?みたいな裏切りを随所に盛り込んでくる映画が最近多いですが、この映画は、こうなるかな〜、と思った通りに大体進みます。
設定や、ビジュアルは奇抜やのに、
ストーリーは、大道!
ってな感じ。
敵に関しては、「あっ、そいつが敵なの!?」っていう感じなんですが、それ以外は、ほんとにベタベタ。
でも、それがなんか憎めない。
バトルのシーンでも、ここでスロー使うかなーって思ってたら、「やっぱりスローや〜!」っていう感じ。
ここら辺が、観ていて気持ちよかった。
ただ個人的には、少し各キャラクターを掘り下げすぎてたかな〜とも思いました。DCコミックものだから仕方ないかとは思うのだけど。
「ゴースト・バスターズ」のリブート版くらいライトに突き進んで、1時間30分くらいでまとめてくれたら、もっと見やすかったかなー。
とはいえ、全然、観てられます。
一言で表すならば、
コーラとポップコーンが似合う、クールでかっこいい決死集団映画!
…にしても、
ヘリがバンバン墜落するのに、
みんな死ななすぎね。。。
潔いぜ!
★3.2点
監督
デビッド・エアー
キャスト
ウィル・スミス
ジャレッド・レト
マーゴット・ロビー
ジョエル・キナマン
ビオラ・デイビス